圧巻の2アシスト「久保建英は常に…」「今日もマン・オブ・ザ・マッチかな」
――残り10分は日本代表にとっては我慢の時間が続きます。
「3点目来た!」
――相手のミスから久保が独走してボールを運び、最後はプレゼントパスを浅野が決めました。
「久保は常に周りを見ながら冷静で正しいチョイスをした」
――4点目! 久保のクロスを田中が頭で合わせました。
「久保のアシストは完璧! 今日もマン・オブ・ザ・マッチかな(笑)。森保監督はやりましたね! ハンジ・フリック監督はクビになるかも…」
――(日本時間)3時45分キックオフという時間にもかかわらず、眠気を吹き飛ばす素晴らしい試合でした。
「もちろんワールドカップの勝利の方が大きいけど、ドイツでドイツ代表を下すのは本当に、本当に日本サッカーにとって素晴らしいことです」
――後半の戦いはどうでしたか?
「バランスが良かったです。ドイツがどんどん攻めてくると分かっていたので守備を固めましたが、同時に攻撃の意識を忘れませんでした。4点取ったけど、チャンスはそれ以上ありましたね」
――システムの変更もうまくいきました。
「現在のサッカーでは、1つだけのフォーメーションでは足りないので、選手は2つ、3つのスタイルでプレーする必要があります。今日は4バックから3バックにスムーズに移行できたので、自信になりますね」
――日本代表は成長していますね。
「このチームは本当にポテンシャルがある。『成長できる』というより、『成長しなきゃ』ですね。サッカーでも人生でも常に成長を目指さないといけない」
――日本代表の選手たちがとても頼もしく見えました。
「彼らも高い舞台でプレーする選手がどんどん増えてきているので、(ドイツのような)強豪を相手にしても、物怖じせずに戦うことができるようになっています」
――本日はありがとうございました。またトルコ代表戦もよろしくお願いします!
ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「ニッポンとサッカー 英国人記者の取材録」の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。
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