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元リバプールMFジョーダン・ヘンダーソンの移籍に不満噴出
アル・イテファクに所属するジョーダン・ヘンダーソンに対し、LGBT+コミュニティから不満が募っている。以前は同コミュニティに連帯する意思を表明していた彼の移籍先が、同性愛を迫害する国だったからだ。イギリスメディア『Mirror』は、現地時間8日に関連団体への独占インタビューを掲載している。
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現地時間9日、UEFAユーロ(欧州選手権)の予選ラウンドにて、イングランド代表はウクライナ代表と対戦する。このとき、ある批判を受けるかもしれない選手がいる。それが、現在サウジアラビアのアル・イテファクに所属するジョーダン・ヘンダーソンだ。
イングランド代表の中盤に君臨する彼は、かつてLGBT+への支持を表明していた。にも関わらず、彼が今夏移籍した先が同性愛を固く禁じている国だった。
サウジアラビアはLGBT+コミュニティを迫害しており、同性愛が発覚した際には死罪が言い渡されるケースもある。イングランド代表を応援するLGBT+のファングループ「Three Lions Pride」は、彼の選択に対して落胆を隠さなかった。
イギリスメディア『Mirror』が行った独占インタビューにおいて、同グループの共同代表のジョー・ホワイトはこう語る。「(ヘンダーソンの移籍に関して)何人かのメンバーは本当に失望していたよ。私たちだってブーイングなんてしたくないし、チームを精一杯応援するつもりだった」。しかし、界隈の意思表明のために同グループの何人かは抗議の声を上げるという。
ヘンダーソンがLGBT+への支持を表明したとき、同グループは彼をサポートするフラッグを制作した。この横断幕についても、ホワイト氏は「もう二度と使うことはない」と語る。また、「彼の言っていることには矛盾が多い」とも述べており、そういった言動について「何よりも人々を傷つけている」と非難している。
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