4位:レロイ・サネ
生年月日:1996年1月11日
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
市場価値:6500万ユーロ(約91億円)
22/23リーグ戦成績:32試合8得点7アシスト
ドイツ代表通算成績:53試合11得点6アシスト
27歳のレロイ・サネは、6500万ユーロ(約91億円)の市場価値が付いているが、今頃もっと評価されていても不思議でなかったポテンシャルの持ち主だ。
サネは2016年にシャルケからマンチェスター・シティへ移ったあと、プレミアリーグで活躍したのち、2020年夏に移籍金4900万ユーロ(約68.6億円)でバイエルン・ミュンヘンへ移籍。ドイツに復帰している。シティ時代に市場価値が1億ユーロ(約140億円)に到達したものの、バイエルン加入後はそこまでのインパクトを残せず、批判の的になることも。市場価値を下げてしまった。
数字の上でも振るっていないのは事実だ。プレミアリーグでは、2シーズン続けて2桁得点2桁アシストを記録していたサネだが、バイエルンでの1シーズン最多ゴールは22/23シーズンの8ゴールで、大きなインパクトは残せていない。
それでも、今季はブンデスリーガ開幕3試合で3ゴールと好発進。一時は「終わった選手」という声もあったが、スピードあふれるドリブル突破は世界屈指のものだ。ボールがないときのポジショニングや献身性が磨かれれば、再び価値を高める可能性もあるタレントだろう。