9位:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン
生年月日:1992年4月30日
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
市場価値:3500万ユーロ(約49億円)
22/23リーグ戦成績:38試合18失点
ドイツ代表通算成績:34試合39失点
31歳のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、ドイツ代表の市場価値トップ10で最高齢だ。ただ、この市場価値はクラブで築かれたもので、代表はほとんど影響していない。
2014年からバルセロナでプレーしているテア・シュテーゲンは、2022/23シーズンのラ・リーガで26回のクリーンシートを達成。これは同リーグの歴代最多記録を更新する偉業で、リーグ最優秀GK賞にあたるサモラ賞を受賞した。
こういった活躍もあって、31歳という年齢でも高い市場価値を維持しているものの、ドイツ代表ではここまで34試合の出場にとどまっている。その理由はもちろん守護神のマヌエル・ノイアーで、テア・シュテーゲンはカタールワールドカップでも2番手だった。
そのノイアーが昨年12月に負傷し、まだ戻ってきていないため、2023年の代表戦ではテア・シュテーゲンがゴールを守ることが多くなっている。
ドイツ代表としての実績は乏しいものの、世界屈指の実力者であることは確か。代表でもインパクトを残したいと燃えているはずだ。