2位:韓国代表
監督:ユルゲン・クリンスマン
FIFAランキング:28位
総市場価値:1億8050万ユーロ(約252億7000万円)
最高額選手:キム・ミンジェ
2位には総市場価値1億8050万ユーロ(約252億7000万円)でサッカー韓国代表がランクイン。FIFAワールドカップへの出場回数11回はアジア最多、2002年開催のFIFA日韓ワールドカップでは同国史上初となるベスト4に進出している。
2022年開催のFIFAカタールワールドカップではパウロ・ベント監督が指揮を取り、ポルトガル、ウルグアイ、ガーナという難しいグループリーグで2位通過。ベスト16でブラジルに敗れはしたものの、同大会で巻き起こった“アジア旋風”の一翼を担った。
現在の韓国代表を率いるのはドイツ人監督ユルゲン・クリンスマン。2023年2月に就任して以来、4度の親善試合を戦ったが2引き分け2敗と未だに勝利はない。韓国メディアから批判も浴びる中、同国代表をどのように立て直すか手腕が問われている。
選手個人に目を向けると、攻撃と守備にワールドクラスの選手を擁するのが韓国代表だ。バイエルン・ミュンヘンでプレーする市場価値6000万ユーロ(約84億円)のCBキム・ミンジェは、アジア全選手の中で最も市場価値が高い選手である。ミンジェに次いでアジア2番目の市場価値を持つのは、トッテナム・ホットスパーでプレーする市場価値5000万ユーロ(約70億円)の左WGソン・フンミン。2人だけで韓国代表の半分以上の価値を占め、まさに攻守の柱となっている。
さらに、23/24シーズンよりパリ・サンジェルマンでプレーする攻撃的ミッドフィルダーのイ・ガンインは、22歳で市場価値2200万ユーロ(約30億8000万円)の評価を受ける次世代のスターだ。チームの柱となる選手がいるうちに、ガンインのような活きの良い若手がどんどん出てくればさらにチームは強化され、市場価値も上がっていくだろう。