3位:イラン代表
監督:アミール・ガレノイー
FIFAランキング:22位
総市場価値:4395万ユーロ(約61億5300万円)
最高額選手:メフディ・タレミ
3位には総市場価値4395万ユーロ(約61億5300万円)でサッカーイラン代表がランクインした。1978年開催のFIFAアルゼンチンワールドカップで初めて本大会に出場し、これまで計6回ワールドカップに出場している。
2015年以降はFIFAランキング50位以内をキープする安定感で、現在は同ランキング22位でアジア2位につけている。しかし、これまでワールドカップ本大会でのグループリーグ突破は一度もないため、ワールドカップにおいては決勝トーナメント進出が現実的な目標だ。
そんなイラン代表を牽引するエースストライカーが、FCポルト所属で市場価値1800万ユーロ(約25億2000万円)の評価を受けるメフディ・タレミ。同クラブのレギュラーとして、22/23シーズンはリーグ戦33試合に出場して22得点8アシストと素晴らしい得点力でチームに貢献。自身2度目となるプリメイラ・リーガ得点王を獲得している。
イラン代表で市場価値100万ユーロ(約1億4000万円)を超える選手は10人以上存在するが、その多くは28歳以上だ。チームの平均年齢も29.6歳で若いとは言えないため世代交代が今後の課題となる。チャンピオンシップ(イングランド2部)のハル・シティでプレーする22歳の左WGアラーヤル・サヤードマネシュのような若手が増えれば、世代交代も進み同国代表の市場価値は更に上昇するだろう。