4位:オーストラリア
監督:グラハム・アーノルド
FIFAランキング:29位
総市場価値:4115万ユーロ(約57億6100万円)
最高額選手:ハリー・サウター
4位には総市場価値4115万ユーロ(約57億6100万円)でサッカーオーストラリア代表がランクインした。
オーストラリア代表は1974年開催のFIFA西ドイツワールドカップで本大会に初出場し、これまで計6回ワールドカップに出場している。2006年開催のFIFAドイツワールドカップでは、ティム・ケーヒルやハリー・キューウェル、マーク・ビドゥカら“黄金世代”を擁してベスト16に進出。2022年開催のFIFAカタールワールドカップでもベスト16に進出した。
現在のオーストラリア代表メンバーは国外組が21人と91.3%を占める。市場価値1500万ユーロ(約21億円)の長身DFハリー・サウターが最高額選手であり、23年冬にはストーク・シティから1700万ユーロ(23億8000万円)の移籍金でレスター・シティに移籍を果たしている。
また、エールディヴィジのAZでスタメン出場するオーストラリア代表キャプテンのGKマシュー・ライアンや、チャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルスブラに所属するMFライリー・マッグリーは共に市場価値400万ユーロ(約5億6000万円)と評価される海外組だ。
同国を率いるグラハム・アーノルド監督は、FIFAカタールワールドカップでのベスト16入りの結果を受けて「新たな黄金世代の到来かもしれない」と発言したが、かつての“黄金世代”のように欧州4大リーグでプレーする選手がもっと増えればその発言は現実となるかもしれない。