9位:中国代表
監督:アレクサンダル・ヤンコビッチ
FIFAランキング:80位
総市場価値:1048万ユーロ(約14億6700万円)
最高額選手:ウー・レイ
9位には総市場価値1048万ユーロ(約14億6700万円)でサッカー中国代表がランクインした。2002年開催のFIFA日韓ワールドカップで初めて本大会に出場するも3戦全敗でグループリーグ敗退。それ以来となる2度目のワールドカップ出場を目指している。
中国代表は、FIFA ワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇した世界的名将マルチェロ・リッピ監督が、2000万ユーロ(約28億円)という高額年俸で2016年から2019年にかけて中国代表を率いたことが大きな話題となった国だ。
現在は、中国の年代別代表を率いてきたセルビア出身のアレクサンダル・ヤンコビッチが代表監督に就任。AFCアジアカップ2023や北中米共催となる2026年のFIFAワールドカップ予選でも同国代表の指揮を取るだろう。
課題として挙げられるのが中国代表を構成するメンバーの高齢化だ。平均年齢30.0歳はアジアでも高く、世代交代が急務となっている。21/22シーズンまでラ・リーガのエスパニョールに所属した右WGウー・レイは、市場価値200万ユーロ(2億8000万円)で中国代表ではトップだが、31歳という年齢もあってその価値は下がる一方だ。
海外リーグで活躍したかつてのウー・レイのような新世代スターが台頭しなければ、今後も市場価値の上昇は見込めないだろう。