3位:冨安健洋
生年月日:1998年11月5日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
市場価値:2500万ユーロ(約35億円)
22/23リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト
日本代表通算成績:33試合1得点2アシスト
冨安健洋の市場価値は、日本人のDFとして最高額だ。だが、2021年のアーセナル加入後はほぼ横ばいが続いている。
2018年にベルギーのシント=トロイデンでヨーロッパでのキャリアを始めた冨安は、2019年にイタリアのボローニャへ移ってさらに評価を高め、2021年夏にアーセナルの一員になった。
アーセナルではすぐにレギュラーをつかんだものの、21/22シーズンの後半戦は負傷で長期離脱。22/23シーズン前半戦はベンチスタートが多く、カタールワールドカップの直前にはハムストリングを負傷してしまい、万全な状態ではなかった。シーズン後半戦はひざの手術を受けて離脱となっている。
守備の複数ポジションをこなせる冨安は、アーセナルで必要とされている選手。アーセナルは今季開幕早々、左サイドバックのユリエン・ティンバーが負傷し、冨安はしばらくその代役を務めることになりそうだ。
19歳でA代表デビューを飾った冨安は、長期的に日本代表の最終ラインを任せられる実力者。度重なるケガを減らして、さらに価値を高めていきたいところだ。