DF:ジェローム・ボアテング(元ドイツ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年9月3日(35歳)
最終所属:リヨン(フランス)
22/23リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト
2014年のブラジルワールドカップ優勝メンバーの1人である元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングも、新たなクラブを探しているところだ。現時点で具体的なオファーの噂は出ていない。
ヘルタ・ベルリン、ハンブルガーSVで着実に力をつけたボアテングは、2010年にマンチェスター・シティの一員となるも、満足する出場機会を得ることは叶わなかった。それでも、翌年に母国の絶対王者バイエルン・ミュンヘンに加入すると、本来の実力を余すことなく発揮。ブンデスリーガ9連覇や2度のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献するなど、クラブの黄金期を中心として支えている。
バイエルンとの契約が満了を迎えた2021年にはリヨンに移籍。ただ、ここでは1年目にピーター・ボス前監督やチームメイトと衝突し、昨季は怪我を繰り返してリーグ戦出場はわずか8試合に留まるなど、良い日々を送ることはできなかった。もともと2年契約で加入していたボアテングの元に契約延長の話がくるはずもなく、今夏にクラブを去ってフリーの身となっている。
ドイツだけでなくガーナの血も流れているボアテングは、190cm・94kgの巨体からは考えられないほど総合的なアスリート能力が高い。それに加え、攻撃のリズムを一気に変える正確無比なロングフィードも武器に持つなど、現代のセンターバックとしてトップレベルのプレーヤーだ。35歳と大ベテランであるとはいえ、Jリーグにくればその凄さがより際立つかもしれない。
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