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「遠藤航とは話をした」リバプール指揮官が明かした改善点と練習で見せるポテンシャル

text by 編集部 photo by Getty Images

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リバプールMF遠藤航
【写真:Getty Images】



ユルゲン・クロップ監督、アストン・ビラ戦は遠藤航をベンチに

 リバプールに所属するサッカー日本代表MF遠藤航は、現地時間3日のプレミアリーグ第4節アストン・ビラ戦で87分から途中出場。2試合連続の先発出場はならなかった。チームを率いるユルゲン・クロップ監督は、遠藤の改善点を指摘している。英メディア『Anfield Watch』が現地時間3日に報じている。



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 遠藤は同月18日の加入後、リーグ戦3試合で全てピッチに立っているが、出場時間は88分にとどまっている。クロップ監督は、遠藤がリバプールに適応するには時間を要すると強調し、ポジション意識について話をしたことを明かした。

「我々はやはりカウンタープレスのチームで、ポゼッションに重点を置いている」としながら、遠藤が「深くポジションを取り過ぎるケースも見られる」と評した。

 ただ「遠藤とは話をしたし、これから対処していく」と述べ、今後は改善が見込めると強調。「練習では狭いスペースであっても、まるでよく動く機械のようにプレーしている」と、そのポテンシャルを認めている。

 指揮官は、新戦力のMFアレクシス・マック・アリスター、MFソボスライ・ドミニクと遠藤の「決定的な違い」がプレシーズンを経験しなかったことだと擁護した。

「これほど長い時間、10人で2度もプレーすること以上に困難なスタートがあるか?我々は前進している」

 チームの戦術的な要求に適応できるよう、遠藤を控えめに起用したいとしつつ「彼に必要なのは練習だけで、すべてはうまくいく」と期待を込めている。

 同メディアは遠藤がチームで唯一の「6番」タイプのスペシャリストであり「準備が万全でない可能性があるという指摘は、サポーターを不安にさせるかもしれない」と指摘する。一方で遠藤がチームに適応することは、同じく新加入のMFライアン・グラフェンベルフが中盤に溶け込むヒントにもなり得ると分析している。

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【了】

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