海外日本人選手 最新ニュース
上田綺世が移籍後初ゴール
フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世は現地時間3日、オランダ1部第4節のFCユトレヒト戦に後半10分から途中出場し、オランダ移籍後初ゴールを決めた。上田は今夏の加入後、途中出場が続いているが、オランダメディア『Rijnmond』では、次節で上田が先発出場するのか議論されている。
【今シーズンの欧州サッカーは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
55分から途中出場した上田は72分、ゴールから後ろ向きでスルーパスを受けると素早く反転し、左足でキーパーとの1対1を決めた。
オランダ放送局『Rijnmond』のデニス・クラネンブルク記者はポッドキャスト『Podcast Feyenoord』で、「彼のフィニッシュも素晴らしかったが、その前のプレーも素晴らしかった。上田は激しいデュエルを繰り広げていた。彼がクレバーな選手であることは全てから分かる」と上田を評価した。
その上でクラネンブルク記者は上田のプレーを「チクタク、チクタクとディフェンスとディフェンスの間をすり抜けていく」と形容した。
クラネンブルク記者と同メディアのデニス・ファン・エルセル記者は、次節のSCヘーレンフェーン戦でアルネ・スロット監督が上田を先発起用するのかについても言及している。
上田は開幕節から4試合連続で途中出場している。インターナショナルマッチウィークを挟んで、フェイエノールトは16日の第5節でSCヘーレンフェーンと対戦し、20日にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕節、セルティック戦が控える。
上田のライバルと目され、ユトレヒト戦でも2ゴールを決めたFWサンティアゴ・ヒメネスは昨季のUEFAヨーロッパリーグ準々決勝ローマ戦で退場。今季のCLは開幕から2試合出場停止となる。
クラネンブルク記者はCLを見据え、アルネ・スロット監督がヘーレンフェーン戦で上田を先発起用するのではと考えている。「そうでなければ、上田はCLで初めて先発する」と語った。一方エルセル氏はヘーレンフェーン戦でヒメネスが先発すると考えているようだ。
【関連記事】中井卓大だけじゃない! 10代の欧州日本人サッカー選手5人
【一覧表】欧州日本人 夏の移籍情報はこちら!