2位:ダヴィド・アラバ(オーストリア代表)
生年月日:1992年6月24日
年俸:2250万ユーロ(約31億5000万円)
22/23リーグ戦成績:23試合1得点3アシスト
2位は21年夏にバイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリードに加入したオーストリア代表のダヴィド・アラバだ。レアルでは主にCBとしてプレーするが、バイエルン時代は左SBとしてレギュラーを獲得すると、のちに守備的ミッドフィルダー、インサイドハーフ、CBとしても活躍したユーティリティプレイヤーである。
複数ポジションをハイクオリティにこなすアラバは世界中を見渡しても稀有な存在であり、当時バイエルンを指揮していたジョゼップ・グアルディオラ監督は「アラバは我々の神」と大絶賛。左SBでプレーしていたアラバをCBに挑戦させたのもグアルディオラ監督であった。
また、身長180cmとあまり高い方ではないが、パスも出せる技巧派DFとして抜群のポジショニングやスピードあふれるカバーリングでチームの危機を幾度となく救ってきた。攻守にわたって光るセンスは世界屈指と言えるだろう。
バイエルンからレアルには契約満了によるフリーでの移籍となったが、それに伴い年俸はバイエルン時代の1000万ユーロ(約14億円)から2250万ユーロ(約31億5000万円)と約2.2倍も上昇。ヨーロッパのクラブに在籍するDFとしてはトップの高給取りとなっている。