7位:アントニオ・リュディガー(ドイツ代表)
生年月日:1993年3月3日
年俸:1458万ユーロ(約20億4100万円)
22/23リーグ戦成績:33試合0得点4アシスト
7位は22年夏にチェルシーからレアル・マドリードに加入したドイツ代表のアントニオ・リュディガーだ。ブンデスリーガのシュツットガルトでプロキャリアをスタートし、その後セリエAのASローマ、プレミアリーグのチェルシー、ラ・リーガのレアル・マドリードと、4大リーグを渡り歩くDFである。
強靭なフィジカルを備えた190cmの長身CBであり、3バックの一角や時に両SBでもプレーするユーティリティ性も重宝される理由だ。パワー、高さはもちろんのこと、特に足の速さは圧倒的で、チェルシーに在籍していた21/22シーズンには、同シーズンのプレミアリーグで最も速い時速36.7キロという記録を叩き出した。
その快速と粘り強い守備で、22/23シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準決勝ファーストレグでマンチェスター・シティと対戦し、怪物FWとして知られるノルウェー代表アーリング・ハーランドと対峙。完璧な対応をして得点を許さなかったのは記憶に新しい。
レアルを率いるアンチェロッティ監督から「彼(リュディガー)は非常に優秀で、素晴らしい経験とクオリティを備えた選手」と称賛されるほどに評価は高く、今後も守備陣を支える存在となりそうだ。