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圧倒的センス! チェルシー歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ジャンフランコ・ゾラ(元イタリア代表)

ジャンフラコ・ゾラ
【写真:Getty Images】


生年月日: 1966年7月5日
チェルシー所属時期:1996年〜2003年
チェルシー通算成績:312試合80ゴール31アシスト

「マジック・ボックス」の異名がつけられたFWジャンフランコ・ゾラは、1996/97 30歳でパルマ(イタリア)からチェルシーに加入。7年間在籍し、FAカップを始めとする4つのタイトル獲得に貢献している。

 巧みなボールコントロールで相手チームの脅威になり続けたゾラだが、一番印象的なのは、やはりフリーキックだろう。「PKよりフリーキックの方が簡単だ、なぜなら壁が蹴る瞬間をGKからさえぎってくれるからだ」という名言を残している。96/97シーズン、プレミアリーグデビュー4試合目となるエバートン戦では、ゴールと約27m離れた地点からフリーキックを決め、鮮烈な移籍後初ゴールを飾った。チェルシーでは通算14本のフリーキックを成功させている。

 ファンから愛されたゾラがつけていた背番号「25」は、退団後しばらく欠番になっていた。今季からその25番をつけることになったMFモイセス・カイセドは「ゾラと話して承認ももらった。この番号がどれほどの意味を持っているかは知っている」と、その重みを理解しているようだ。

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