チェルシー最新ニュース
イングランド・プレミアリーグの名門チェルシーでは、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。中でも攻撃を司るポジションは、華があるスターが多く、多くのファンを魅了してきた。今回は、抜群のセンスで攻撃を彩ったチェルシーの5人の“司令塔”を紹介する(通算成績は『transfermarkt』を参考)。
MF:セスク・ファブレガス(元スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日: 1987年5月4日
チェルシー所属時期:2014年〜2019年
チェルシー通算成績:198試合22ゴール58アシスト
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セスク・ファブレガスは、アーセナルから(バルセロナを経て)ライバルクラブ、チェルシーに加入したことで少なくない批判にさらされたが、司令塔としての彼の能力を疑う者は誰もいないだろう。ブルーのユニフォームを身に着けて5シーズンにわたってプレーし、公式戦通算で22ゴール58アシストを記録している。
同選手の強みは、視野の広さを活かしたチャンスメイクだ。ふわりと浮かせたパスを味方にピンポイントで合わせることもできれば、スペースに低く速いパスを出し、味方を走らせることもできる。とりわけロングパスは一級品で、正確なキックでサイドチェンジやラストパスを供給し続けた。
加入1年目の14/15シーズンには、フランク・ランパードに並んでクラブ最多となる18アシストを記録して、チェルシーをリーグ優勝に導いた。2016年には、アーセナル時代を含めたプレミアリーグ通算263試合で100アシストを達成。この記録は2023年にケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)が「237試合」で破るまで、最速記録としてギネス世界記録に認定されていた。