3位:デクラン・ライス(イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年1月14日
年俸:1248万ポンド(約23億880万円)
22/23リーグ戦成績:37試合4得点2アシスト(ウェストハム)
3位には1248万ポンド(約23億880万円)の年俸を受け取るイングランド代表MFデクラン・ライスがランクインした。
今夏にクラブ史上最高額となる1億1600万ユーロ(約162.4億円)の移籍金で加入したライスは、守備面でも攻撃面でも高いレベルを兼ね備えている。対人の強さを活かしたタックル、出足の鋭さを活かしたインターセプトの精度は一級品で、無理の利く守備でボールを回収し続ける。
ボールを奪った後もキャリー能力の高さを活かしてボックス付近までドリブルで持ち運び、強烈なミドルシュートを放つことも。ウェストハム時代はセットプレーのキッカーを務めるなど、キック精度も高いため、中盤で何でもできる選手だと言えるだろう。強いて課題を上げるとすれば、アンカーとしては動きたがるタイプなため、プレースタイルを矯正するか、インサイドハーフで自由自在に動き回ってもらうか。彼をどう活かすかは、ミケル・アルテタ監督の手腕の見せ所だろう。