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山田新がほぼノーステップでゴール！

　天皇杯準々決勝、アルビレックス新潟対川崎フロンターレが30日にデンカビッグスワンスタジアムで行われた。PK戦までもつれ込む激戦となったこの試合では、川崎の23歳FW山田新が見事なゴールをマーク。ノーステップで鋭い一撃を突き刺してベスト4進出に貢献している。

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　敵地に乗り込んだ川崎は30分に失点。1点ビハインドで前半を折り返したが67分に瀬古樹のゴールで1-1の同点に追い付き、試合は延長戦に突入した。

　108分、敵陣ペナルティーエリア右手前でボールを持った小林悠がペナルティーアーク付近でフリーになっていた山田へ浮き球のパスを送る。すると、23歳FWは相手ゴールに背を向けたままトラップして振り向きざまにシュート。ほぼノーステップで右足を振り抜き、ゴール左下に決めてみせた。

　川崎はこのゴールで逆転するも、延長後半アディショナルタイムに失点。2-2の同点に追い付かれてしまい試合はPK戦にもつれ込んだが、5人中4人が成功した川崎がPK戦を4-3で制し、準決勝進出を決めた。