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リバプール、遠藤航の獲得は賢明な選択だった？

　ドイツ1部のVfBシュトゥットガルトからリバプールへ移籍した30歳の日本代表MF遠藤航が、徐々に評価を高めている。リバプールに所属するハンガリー代表MFソボスライ・ドミニクなどの能力を引き出すのに役立つとして、英メディア『ライブスコア』が遠藤を今夏の移籍市場におけるベストバーゲンの一人に選出した。

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　2018年7月に浦和レッズからベルギー1部のシント＝トロイデンVVへ完全移籍した遠藤は、その翌年にシュトゥットガルトへレンタル移籍。2020年に完全移籍へ移行すると、昨季はチームのキャプテンとして公式戦40試合に出場し6得点5アシストを記録した。同選手の活躍に注目したリバプールが、獲得を逃したエクアドル代表MFモイセス・カイセドの代わりとして、遠藤を移籍金1600万ポンド（約29億8000万円）で補強。そのため、カイセドと比較されることも多く、過小評価されている状況にある。

　同メディアは、今夏のプレミアリーグにおけるベストバーゲン5選と題し、遠藤やライアン・ジャイルズ、ジェフェルソン・レルマやジェームズ・トラッフォード、マックス・アーロンズを、2000万ポンド（約37億2000万円）以下のお買い得選手に選出した。遠藤については「前節のニューカッスル戦で初先発して苦戦したが、それでも遠藤とリバプールの契約は非常に賢明なものに見える。移籍金1600万ポンドは、ファビーニョの4000万ポンドの半分にも満たない。遠藤は守備的MFだが、必要に応じてセンターバックとしてもプレーできる。遠藤の現実的なスキルは、ドミニクやアレクシス・マック・アリスター、怪我から復帰したチアゴ・アルカンタラの能力を最大限に引き出すのに役立つはずだ」との評価を下している。