パリ・サンジェルマン 最新ニュース
キリアン・エムバペの契約更新に影響を与える可能性も?
頑なにパリ・サンジェルマン(PSG)との契約延長を避けていたフランス代表FWキリアン・エムバペが、態度を軟化させたことで、クラブと同選手の関係は良好になりつつある。しかし、スポーツアドバイザーのルイス・カンポス氏が退任する可能性が浮上し、新たな火種が生まれるかもしれない。フランス紙『ル・パリジャン』が報じている。
【PSG参戦の欧州CLを観るならWOWOW!
加入月は視聴料が無料。TV・PC・アプリで視聴可能】
2024年7月に契約が終了するエムバペは契約延長オプションを行使する権利を保持しているが、来夏にフリー移籍することを考慮して、契約延長オプションを行使しない意向を表明していた。そのため、PSGは同選手の売却も選択肢に入れ、サウジアラビア1部のアル・ヒラルから届いた移籍金3億ユーロ(約470億円)の巨額オファーには即合意。だが、同選手が交渉を拒否したことで移籍は実現しなかった。その後、PSGとの関係が悪化したエムバペは、トップチームから追放されるなど冷遇されている。その状況が続くかに思われたが、一転してトップチーム復帰を許され、トゥールーズ戦とRCランス戦の2試合で合計3得点を決めていた。
同紙によると、エムバペのモナコ時代から関係を築いているカンポス氏が退任する可能性が急浮上したという。PSGの書記長を務めるビクトリアーノ・メレロ氏と法務長を務めるグレゴリー・デュラン氏がナーセル・アル=ヘライフィー会長に対し、カンポス氏の態度、性格、相談なしの意思決定にうんざりし、カンポス氏の解任を要請したとのこと。同紙は「カンポスはエムバペの契約更新にとって最も重要な人物の一人だ。彼は常に同選手の偉大なサポーターである。カンポスが退任する場合、エムバペは計画を変更する可能性がある」と報じている。
【了】