9位:エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード/フランス代表)
生年月日:2002年11月10日
市場価値:8500万ユーロ(約119億円)
22/23リーグ戦成績:37試合0ゴール1アシスト
9位には成長著しいエドゥアルド・カマヴィンガが入った。スタッド・レンヌのトップチームに16歳4ヶ月でデビューすると、17歳でフランス代表デビュー。2021年には18歳の若さで、レアル・マドリードのユニフォームに袖を通した。
この左利きアンカーの最大の強みは高いディフェンス能力である。生まれ持った長い手足を巧みに入れてボールを奪いきり、巧みな予測で相手の攻撃を封じる。相手のチャンスの芽を潰し、トニ・クロース、ルカ・モドリッチというリーグ屈指のゲームメイカーにボールを供給する。展開力にも優れており、ロングパスで局面を打開することも可能だ。
昨季、カマヴィンガはチーム事情もあり左サイドバックを務めることが多かった。サイドバックで出場を重ねていく中で、課題であったフィジカル面も改善を見せ、より総合力の高いプレーヤーへと成長している。18歳だったレンヌ時代に市場価値はすでに6000万ユーロ(約84億円)だった。昨季の活躍によりさらに価値は上昇し、20歳という若さで8500万ユーロ(約119億円)に到達している。