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ロベルト・マンチーニ氏、サウジアラビア代表監督に就任

　サウジアラビアサッカー連盟（SAFF）が28日、イタリア代表監督を辞任したロベルト・マンチーニ氏の就任を発表した。同氏はサウジアラビアから巨額の年俸を受け取る予定となっており、サウジアラビアで最も高給取りの指揮官になったと、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

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　マンチーニ氏は2018年5月にイタリア代表監督に就任すると、同年10月に行われたウクライナ戦から37試合無敗新記録を樹立した。2021年に行われたEURO2020の決勝では、PK戦の末にイングランド代表を破り、イタリア代表を53年ぶりの優勝に導いている。その一方で、カタールワールドカップ予選のプレーオフでは、北マケドニア代表に敗れ、2大会連続でワールドカップ出場を逃すという屈辱も味わっていた。そして、突如として13日にイタリア代表監督を電撃辞任。イタリアサッカー連盟に不信感を募らせていたことを明かしていた。

　サウジアラビアサッカー連盟と契約を結んだマンチーニ氏は、2027年までの4年間サウジアラビア代表を率いることになるが、年俸について同紙は「その数字は信じられないほどだ」と報じている。年俸2000万ユーロ（約31億7000万円）とボーナス1000万ユーロ（約15億9000万円）で、2年半で5000万ユーロ（約79億3000万円）以上を稼ぐという。サウジアラビア1部のアル・イテファクを率いるジェラード監督の年俸1800万ユーロ（約28億5000万円）を上回り「国内で最も高給取りの監督になった」と、同紙は伝えている。