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Jリーグ 1年前

J1リーグ最高額はどこだ? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:クラブ市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】


監督:鬼木達
2023リーグ戦成績:9位(9勝6分10敗)
総市場価値:1628万ユーロ(約22.8億円)
最高額選手:山根視来

 毎シーズンのようにタイトル争いに絡むなど、近年のJリーグを牽引してきた川崎フロンターレだったが、今季はかなり苦しんでいる。25試合を消化した時点で負け越しており、9位に低迷。優勝はおろか、トップ5入りも難しい状況だ。

 マルシーニョやジェジエウ、レアンドロ・ダミアンなど、助っ人外国人選手が軒並み怪我に悩まされているのが大きな痛手となっている。また、田中碧や三笘薫、旗手怜央ら成長を遂げた選手が毎年のように退団していることもあって主力の高齢化も進んでおり、家長昭博らが突出したパフォーマンスを示せなくなっているのも、今季の低迷につながっていると言えそうだ。

 チーム成績がそこまで反映されるわけではないが、市場価値の変動だけを見てもクラブが苦しんでいることがわかる。今年6月の更新で、開幕当時から10万ユーロ(約1400万円)以上金額を落としたのはなんと10名。このランキングでワーストの人数だ。その中には小林悠や大島僚太のようなベテラン選手だけでなく、25歳の橘田健人や大南拓磨、29歳の山根視来といった選手も含まれている。

 対して10万ユーロ以上価値を高めたのは宮代大聖と山田新の2人のみ。この結果、今年3月時点からの総市場価値の減少額は、こちらもランキング内ワーストの230万ユーロ(約3.2億円)となった。黄金期はこのまま終焉を迎えるのだろうか。

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