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圧倒的センス! リバプール歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ジョン・バーンズ(元イングランド代表)

リバプールで活躍した元イングランド代表のジョン・バーンズ
【写真:Getty Images】


生年月日:1963年11月7日
リバプール所属時期:1987年〜1997年
リバプール通算成績:406試合107得点94アシスト

 ジョン・バーンズはイングランド史上最高レベルの選手として知られているレジェンドだ。そのバーンズが最も長く過ごしたクラブがリバプールだった。

 バーンズはトリニダード・トバゴ人の父とジャマイカ人の母のもとに生まれ、12歳のときにイングランドに移住。17歳のときにワトフォードでプロとしてのキャリアを始め、1987年にリバプールに移籍した。

 キャリアの大半を左ウイングとして過ごしたバーンズは、切れ味鋭いドリブル突破と正確な左足を武器に活躍し、1987/88シーズンにはイングランドのプロサッカー選手会(PFA)の年間最優秀選手にも選ばれている。キャリアの晩年はセンターハーフにポジションを移し、広い視野と多彩な技術でリバプールの攻撃を動かした。

 当時のチームメートであるピーター・ベアズリーは、「1980年代後半の3年か4年の間、おそらく彼は世界一の選手だった」と2009年の英『フォーフォートゥ』誌のインタビューで回想している。破壊的な突破力だけでなく、器用にヒールパスで相手の裏をかくスキルもあり、リバプールをけん引した選手の一人だった。

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