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圧倒的センス! リバプール歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:シャビ・アロンソ(元スペイン代表)

リバプールで活躍した元スペイン代表のシャビ・アロンソ
【写真:Getty Images】


生年月日:1981年11月25日
リバプール所属時期:2004年〜2009年
リバプール通算成績:210試合18得点20アシスト

 シャビ・アロンソは司令塔という言葉がぴったりのMFだ。2004/05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも大きく貢献した。

 2004年にスペインのレアル・ソシエダからやってきたシャビ・アロンソは、すぐにボランチのレギュラーに定着。中盤の底でパスを受けて正確な右足のロングパスでボールを展開し、リバプールの攻撃の起点になった。

 抜群のキック精度があることはもちろん、出しどころを見つける視野の広さもずば抜けており、パスを受けたときにはすでにボールの次の行き先は決まっているかのようだった。無駄のないコントロールからの流れるようなアクションは、幾度となくファンを魅了している。

 その視野の広さはロングシュートにも表れており、自陣からゴールを狙うこともしばしば。2006/07シーズンのニューカッスル戦では、自陣から右前方へのフィードを狙いかけたが、これにGKが動いたことを察知。そのまま自ら超ロングシュートを決めている。

 リバプールでのアシストが20というのは少ないようにも見えるが、シャビ・アロンソはその一つ前のアクションに絡むことが多かった。チームメートが絶大な信頼を持ってボールを預けていたのがシャビ・アロンソだ。

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