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圧倒的センス! レアル・マドリード歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:トニ・クロース(元ドイツ代表)

レアル・マドリードのトニ・クロース
【写真:Getty Images】


生年月日:1990年1月4日
レアル・マドリード所属時期:2014年〜現在
レアル・マドリード通算成績:419試合27得点90アシスト

 トニ・クロースは34歳となった現在もレアル・マドリードで活躍を続けるMFだ。

 クロースは2014年にバイエルン・ミュンヘンからレアルへ移籍。ドイツ国外クラブ挑戦はキャリアで初めてだったが、すぐに適応した。最大の武器は正確なパスで、バイエルン・ミュンヘンへ移籍したシャビ・アロンソの代役として十分なパフォーマンスを見せている。ルカ・モドリッチとクロースの中盤はレアルの攻撃のカギとなり、2人のプレーメーカーがチーム全体を動かした。

 クロースはパス成功率の高さがよく話題にのぼる。2015/16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)バレンシア戦ではパス成功率100%という偉業も達成した。ただ、同時に適切な選択肢をとる判断力も見事で、消極的なプレーによってパス成功率が上がるのではなく、効果的に精度のパスを出すからこそ、長くレアルで必要とされている。

 世代交代の波が押し寄せているレアルの中盤だが、まだまだクロースのパスはチームをけん引していきそうだ。

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【了】

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