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圧倒的センス! レアル・マドリード歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)

レアル・マドリードのルカ・モドリッチ
【写真:Getty Images】


生年月日:1985年9月9日
レアル・マドリード所属時期:2012年〜現在
レアル・マドリード通算成績:490試合37得点77アシスト

 2012年に加入して今もレアル・マドリードの一員としてプレーを続けるルカ・モドリッチは、ピッチ上で抜群の存在感を放つ司令塔だ。

 2012年にトッテナムから移籍金3500万ユーロ(約49億円)でレアルにやってきたモドリッチは、抜群の技術と左右両足を使える正確なパスを武器に、レアルの中盤に君臨した。試合の展開を読む力にも優れ、攻守両面でチームを支える核となり、その姿はしばしばオーケストラの指揮者に例えられている。

 屈強な選手がそろう舞台で172cmのモドリッチは小柄な部類に入るが、相手の圧力を華麗にいなして決定的な仕事を繰り出し、2018年にはバロンドールを受賞した。同賞は2008年からクリスティアーノ・ロナウドかリオネル・メッシのどちらかが受賞していたが、それを止めたのがモドリッチ。2人の時代に終止符を打ったとも言える。

 モドリッチは9月に38歳となる。毎年のように年齢の話題になり世代交代という声もあるが、そのたびに衰えを感じさせないプレーでチームに必要とされてきた。レアルで愛される大スターの一人だ。

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