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圧倒的センス! レアル・マドリード歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:メスト・エジル(元ドイツ代表)

レアル・マドリードで活躍したメスト・エジル
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年10月15日
レアル・マドリード所属時期:2010年〜2013年
レアル・マドリード通算成績:159試合27得点81アシスト

 元ドイツ代表のメスト・エジルは、レアル・マドリードに所属した期間がそれほど長いわけではないものの、突出したパスセンスで驚異的なアシスト数を記録している。

 エジルはブレーメンで活躍して注目を集めると、2010年の南アフリカワールドカップでドイツ代表として躍動したことでさらに評価を高めてレアルに移籍した。21歳でビッグクラブに加入したエジルはカカの控えになると予想されていたものの、すぐに定位置を獲得。カカをベンチに追いやるパフォーマンスを披露した。

 変幻自在の左足は、何かを起こしてくれる予感が常に漂い、強力なレアルのFW陣を動かした。受け手にクリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマがいたことも大きく、タイミングを外したアウトサイドのパスやトリッキーなヒールでもゴールを演出している。

 エジルは加入から3シーズン連続でチームの最多アシストを記録した。豪華なFW陣が存分に力を発揮できたのは、エジルがいたからこそだ。

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