2位:ヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ/クロアチア代表)
生年月日:2002年1月23日
市場価値:7500万ユーロ(約105億円)
22/23リーグ戦成績:30試合1得点0アシスト(RBライプツィヒ)
2位はFIFAカタールワールドカップで大ブレイクを果たしたクロアチア代表のヨシュコ・グヴァルディオルだ。
FIFAカタールワールドカップでは当時20歳ながらクロアチア代表CBとして全7試合にフル出場。同大会では鼻骨を骨折していた影響でフェイスガードを付けてプレーし、ラウンド16では日本代表の前に立ちはだかった。パワフルな守備と運動量でピッチを縦横無尽に躍動する姿が強烈に印象に残っている方も多いだろう。
守備だけでなくビルドアップ能力にも長け、最終ラインからドリブルで持ち上がるアグレッシブなスタイルもグヴァルディオルの魅力だ。FIFAカタールワールドカップにおけるモロッコ代表との3位決定戦では、ダイビングヘッドによる得点を決めるなど要所での決定力も光り、クロアチア代表を3位に導く立役者となった。
23年夏にRBライプツィヒからマンチェスター・シティに加入したが、同クラブでは左SBとして出場している。マンチェスター・シティを指揮するグアルディオラ監督が、今後どのようにグヴァルディオルを起用していくのかは注目ポイントだ。
トップ10最年少となる21歳で2位タイに輝いたが、市場価値でも実力でも、世界ナンバーワンCBの座を手にする日は遠くないかもしれない。