5位:エデル・ミリトン(レアル・マドリード/ブラジル代表)
生年月日:1998年1月18日
市場価値:7000万ユーロ(約98億円)
22/23リーグ戦成績:33試合5得点1アシスト
5位はレアル・マドリードで輝きを放つブラジル代表のエデル・ミリトンだ。DFとしては、当時のレアル・マドリード史上最高の移籍金額となる5000万ユーロ(約70億円)でポルトから引き抜かれた逸材である。
加入当初はなかなかスタメン出場する機会を得られなかったが、環境に適応して本来の実力を発揮しだすと、21/22シーズンには完全にレギュラーを奪取。今やレアル・マドリードのディフェンスラインに必要不可欠な存在となり、市場価値も過去最高となる7000万ユーロ(約98億円)まで上昇している。
抜群のフィジカルを活かした対人戦の強さが魅力で、レアル・マドリードでは主にCBとして起用されるが、その守備力が評価されてブラジル代表では守備的タスクを担う右SBとしても出場している。22年6月のキリンチャレンジカップでは日本代表MF三笘薫と対峙し、ワールドクラスの対人ディフェンスで三笘を完封した姿を記憶している方も多いはずだ。
残念ながら23/24シーズンの開幕直後に前十字靭帯断裂の重傷を負って長期離脱が確定してしまった。言うまでもなく、チームにとっては大きな戦力ダウンとなるだろう。