7位:鹿島アントラーズ
【写真:Getty Images】
本拠地:県立カシマサッカースタジアム
収容可能人数:38620人
今季平均入場者数:21844人
J1最多優勝回数を誇る鹿島アントラーズが平均入場者数で7位に入った。今季は1試合平均2万1844人で、総入場者数が24万282人となっている。コロナ禍による入場制限があった2020年と21年の平均入場者数はそれぞれ6141人、7818人。規制緩和された22年は1万6161人にまで観客数が戻っていた。2019年が2万569人だったことを考えると、鹿島はコロナ前の同水準まで観客数を戻している。
Jリーグ開幕のオリジナル10の一員である鹿島だが、観客数で見ると90年代は1万人台を推移していた。2001年に初めて2万人の大台を突破(2万2425人)。この年に鹿島は2ndステージを制し、チャンピオンシップでは1stステージ王者のジュビロ磐田をVゴール方式の延長戦の末に制して連覇を達成している。
01年から3年間は2万人を上回っていたが、次に2万人を超えたのは3連覇を達成した09年。30年の歴史で2万人台の平均入場者数を記録したのはわずか7回で、昨季までの平均入場者数は1万7349人となっている。