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圧倒的センス! ユベントス歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ロベルト・バッジョ(元イタリア代表)

ユベントスで活躍したロベルト・バッジョ
【写真:Getty Images】


生年月日:1967年2月18日
ユベントス所属時期:1990年〜1995年
ユベントス通算成績:200試合115得点49アシスト

 稀代のファンタジスタ、ロベルト・バッジョを「司令塔」と括るのはやや抵抗があるかもしれないが、ユベントスの攻撃を司っていたことは間違いないレジェンドだ。

 バッジョは1990年にフィオレンティーナからユベントスへ移籍。フィオレンティーナファンの強い反発もあった中での移籍だったが、1年目からリーグ戦で14ゴールの活躍を披露した。UEFAカップウィナーズカップでは9ゴールを決めて大会得点王に輝いている。

 1992/93シーズンはリーグ戦で21ゴールを挙げてさらに進化すると、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)制覇にも貢献。バロンドールとFIFA年間最優秀選手賞をダブル受賞している。

 バッジョがバロンドールを受賞したのが1993年12月28日だった。世界最高の選手の称号を得てから最初の試合となった1994年1月2日のウディネーゼ戦では、右サイドからのクロスにヒールで合わせてゴールを決めて、圧巻のスキルを世界に改めて示している。

 1994/95シーズンには、セリエAとコッパイタリアの2冠達成に貢献したバッジョ。ファンタジスタが出すパスにはメッセージが込められ、チーム全体を動かす力があった。

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