MF:アンドレア・ピルロ(元イタリア代表)
生年月日:1979年5月19日
ユベントス所属時期:2011年〜2015年
ユベントス通算成績:164試合19得点38アシスト
アンドレア・ピルロは、イタリア史上最高クラスのレジスタであり、ユベントスのMFの歴史を語る上で欠かせない選手だ。2011年から2015年にかけて所属し、セリエA4連覇に貢献。個人としては、セリエA年間最優秀選手賞を2012年から3年連続で受賞した。
ミランで一つの時代を築いたピルロは、2011年にフリートランスファーでユベントスへ移籍。ミランでしばらくパフォーマンスを落としていたため懐疑的な見方はあったが、ユベントスに加入すると、すぐに圧倒的な能力を見せた。中盤から長短を織り交ぜた正確無比なパスを繰り出して試合をコントロールし、瞬く間に中心選手になっている。
2014年にはミラン時代にピルロをベンチに置くことが多かったマッシミリアーノ・アッレグリが監督に就任したことでポジションを失う危機という声もあったが、新指揮官の下でも活躍してリーグ制覇に貢献。絶対的な選手のままユベントスとの契約を全うし、2015年にニューヨーク・シティFCへ移籍した。
現役引退後、2020/21シーズンには監督としてユベントスに戻ってきたピルロ。指揮官としては成功を収めることができずに2021年5月に解任となったが、ピルロの偉大さに疑いを持つファンはいない。