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圧倒的センス! マンチェスター・ユナイテッド歴代最高の司令塔5人。クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:歴代最高の司令塔5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランドのトップリーグを史上最多となる20回制覇しているマンチェスター・ユナイテッド。こうした輝かしい成績を残しているイングランドの名門では、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、マンチェスター・ユナイテッドの攻撃を司った5人の“司令塔”を紹介する(通算成績は『transfermarkt』を参考)。

MF:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表)

【写真:Getty Images】

生年月日:1994年9月8日
マンチェスター・ユナイテッド通算成績:187試合64得点57アシスト

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 現在のマンチェスター・ユナイテッドは、ブルーノ・フェルナンデスを中心に回っていると言っても過言ではない。

 20年1月に“赤い悪魔”の一員となったポルトガル代表MFは、選手の自由度が高かったオーレ・グンナー・スールシャール政権で躍動。2019/20シーズン後半戦の公式戦22試合で11ゴール8アシストと、文字通り“救世主”のような活躍をみせた。そして現在率いるエリック・テン・ハフ監督のもとでは主将を任されるなど、中心選手としてプレーしている。

 歴代の司令塔であるポール・スコールズらと比較するとパス成功率こそ低いが、それはよりチャレンジングなパスを選択していると汲み取れる。縦へのスルーパスの意識が強く、マーカス・ラッシュフォードらスピードのある選手が多い前線に向かって一撃必殺のパスを通してチャンスを演出する。相手が自陣に引いている局面では、右足から正確なクロスを上げてゴールをお膳立てすることもできる。

 加入から3年半で187試合とハイペースで試合に出場し続けており、その間に負傷離脱をした期間はほぼない。この不動の“司令塔”がいたからこそ、現在のマンチェスター・ユナイテッドが成立していると言ってよいだろう。

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