3位:チアゴ・アルカンタラ
生年月日:1991年4月11日
年俸:1216万ユーロ(約17億300万円)
22/23リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト
3位にはMFのチアゴ・アルカンタラが年俸1216万ユーロ(約17億300万円)でランクイン。
20年夏にバイエルン・ミュンヘンからリバプールへと移籍したMFであり、中盤の底から長短のパスを出すプレーメーカーだ。バルセロナのカンテラ育ちという経歴を持つチアゴの、独特のリズムから繰り出されるドリブルや意表を突くパスセンスは非凡であり、チアゴ特有のリズムはリバプール攻撃陣を活性化させるスパイスになったと言える。
しかし、20/21シーズンには大怪我による長期離脱を経験し、以降は怪我で試合を欠場することが増えている。出場できればそれなりには存在感を発揮するが、リバプールに所属した過去3シーズン合計のリーグ戦成績は2ゴール、4アシストと物足りない。しかも22/23シーズンに至っては、怪我の影響もあり0得点0アシストという不名誉な数字となっている。
バイエルン・ミュンヘン時代の輝きを考えると、リバプールでは本来の力を発揮できているとは言えないチアゴだが、それでも年俸はチーム3位の1216万ユーロ(約17億300万円)。残り契約期間は2024年6月までとなっているが、このまま真価が示せないままだと契約延長もなくフリーでチームを去ることにかもしれない。