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レアル・マドリード、キリアン・エムバペの今夏獲得を検討？

　パリ・サンジェルマン（PSG）は、フランス代表FWキリアン・エムバペを売却する場合の移籍金を2億5000万ユーロ（約398億3000万円）に設定した。しかし、レアル・マドリードがこれを大きく下回る金額でオファーを提示する準備を始めているようだ。スペインメディア『ディフェンサ・セントラル』が報じている。

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　2024年6月にPSGとの契約が終了するエムバペが、契約延長オプションを行使しない意向を表明したことで、PSGは今夏売却を模索。サウジアラビア1部のアル・ヒラルから届いた移籍金3億ユーロ（約470億円）の巨額オファーに即合意したが、同選手が交渉を拒否したことで移籍は実現しなかった。同選手は以前からレアルでプレーすることを夢見ており、レアル以外のオファーには耳を傾けないと考えられている。

　同メディアによると、今夏の移籍市場が終了する間際に、レアルがエムバペの獲得に向けて1億3000万ユーロ（約205億7000万円）のオファーを提示する可能性があるという。ボーナスを含めると、1億7500万ユーロ（約276億9000万円）に達する巨額オファーだが、これでもPSG側が設定している希望額との差は大きい。これを踏まえ、同メディアは「レアルのフロレンティーノ会長は、すでにエムバペの獲得に向けて、物議を醸すオファーを用意している」と報じた。