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Jリーグ 1年前

【Jリーグ夏の補強診断】戦力アップランキング1~9位。大型補強に成功したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:セレッソ大阪

セレッソ大阪に加入した渡邉りょう
【写真:Getty Images】


リーグ戦順位:6位
IN:柴山昌也、渡邉りょう、新井晴樹
OUT:松田陸、澤上竜二、原川力、加藤陸次樹、岡澤昂星、中原輝

 6位と上位陣に食らいつくセレッソ大阪は、終盤戦を前に有望株をチーム迎え入れた。クロアチアから戻ってきた新井晴樹、J2藤枝MYFCで得点を量産する渡邉りょう、そして大宮アルディージャ一筋の柴山昌也の3人が加わった。

 3選手はここまで先発出場はないものの、メンバーには絡んでおり、いずれも途中出場でプレーの機会を得ている。渡邉と柴山にとっては初のJ1で、新井も確固たる実績があるわけではない。3人の獲得は近視眼的な補強というよりは、長い目で見たものと言えるだろう。

 一方で松田陸や原川力といった経験豊富な選手がチームを去った。いずれも中盤戦以降は出場機会を失っていたため、戦力的なマイナスはない。ただ、加藤陸次樹の抜けた前線は選手層に不安を抱える。渡邉のフィットや既存の戦力に期待することになるため、やや順位は低めとなった。

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