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Jリーグ 1年前

希望の光! 大怪我から復活した日本人10人。齊藤未月も続け! 絶望の淵から帰ってきた男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

深井一希(北海道コンサドーレ札幌)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年3月11日(27歳)
主な在籍クラブ:北海道コンサドーレ札幌

 札幌出身でジュニア年代からコンサドーレ一筋の深井一希は、前十字靭帯断裂を4度経験している。4度目となったのが昨年9月のトレーニング中で、右膝の前十字靭帯断裂は2度目だった。直後の試合後には選手全員が背番号8のユニフォームを着て、深井へのエールとチームの連帯を示した。

 トップチームに昇格した13年に左膝の同箇所を断裂し、翌年には復帰からわずか1か月で右膝同箇所断裂と半月板損傷という重傷を負った。17年4月に左膝同箇所断裂と半月板損傷という重傷を負い、そのシーズンを全休することとなっている。何度も苦しい状況に陥りながらも札幌ドームのピッチに帰ってきた。いつからか深井は「不屈の男」と呼ばれるようになった。

 今年5月24日、深井は255日ぶりに公式戦のピッチに立った。キャプテンマークを巻いて、YBCルヴァンカップの横浜F・マリノス戦に先発。この試合は宮市亮の復帰戦にもなるという数奇なめぐりあわせとなった。

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