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Jリーグ 1年前

最高額の11人は? Jリーグ市場価値ベストイレブン。個性豊かな“最強”の布陣は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

CB:アレクサンダー・ショルツ

アレクサンダー・ショルツ2023.0821
【写真:Getty Images】

所属クラブ:浦和レッズ
生年月日:1992年10月24日
今季リーグ戦成績:24試合3得点
市場価値:220万ユーロ(約3.1億円)

 2021年に浦和に加入したショルツは、昨季はJリーグ優秀選手に選出され、AFCチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した。

 今季もリーグ戦全試合出場し、ディフェンスの要としてチームを支えている。在籍3年目、リーグ戦通算70試合目の出場で初めてイエローカードをもらったことが話題となるほど、クリーンなプレーをしていることでも知られている。
身長189cm・体重84kgの体格から繰り出されるパワーは圧巻で1対1では負け知らず。激しい守備をしてもプレーがクリーンなのは的確な判断をしているからだろう。

 また守備力だけではなく攻撃への貢献度も高い。鋭い縦パスやロングフィードを駆使して攻撃の起点になるシーンも見られる。ロングパスの成功率は70.3%と足元の技術も高レベルで備わっていることが数字にも現れている。現代型のCBとして致命的な欠点が見当たらない選手だ。

CB:マテウス・トゥーレル

マテウス・トゥーレル
【写真:Getty Images】

所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1999年3月10日
今季リーグ戦成績:17試合1得点
市場価値:130万ユーロ(約1.8億円)

 2022シーズン途中にブラジル1部CRフラメンゴから加入したトゥーレルは、185cmの身長を生かした空中での強さが武器の選手。空中戦の勝率が61.7%を記録しており、競り合いの強さを証明している。またタックル成功率82.1%はリーグトップクラスで、対人守備の強さも武器の一つだ。

 攻撃面では長身を生かしたヘディングが持ち味。7月1日の北海道コンサドーレ札幌戦では右CKを打点の高いヘディングで合わせて来日初ゴールを決めた。

 今季はケガで出遅れたものの、4月29日に湘南ベルマーレ戦以降、全試合先発出場を果たしており、吉田孝行監督から信頼を得ている。神戸のディフェンスラインを支える選手として欠かせない存在だろう。

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