FW:ジョアン・フェリックス(ポルトガル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年11月10日(23歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
22/23リーグ戦成績:14試合4得点3アシスト(アトレティコ・マドリード)
22/23リーグ戦成績:16試合4得点0アシスト(チェルシー)
2023/24シーズンのラ・リーガ開幕節、アトレティコ・マドリード対グラナダで、ある1人の選手がホームサポーターから辛辣な野次を飛ばされた。それがFWジョアン・フェリックスである。
ベンフィカで強烈なインパクトを残したJ・フェリックスは、2019年に1億2700万ユーロ(約177.8億円)という莫大な金額でアトレティコに加入したが、今日に至るまで移籍金に見合う活躍を見せることはできていない。ディエゴ・シメオネ監督とも良い関係は築けていないようで、昨季途中にはチェルシーにレンタル移籍している。
チェルシーに完全移籍することが叶わず、今夏にアトレティコに戻ってきたJ・フェリックスだが、クラブでの立場はかなり厳しい。『マルカ』によると、同選手は今季に向けたトレーニングキャンプでトップチームの戦術練習に加わることができなかったとのこと。また、以前付けていた背番号7はアントワーヌ・グリーズマンのものとなるなど、かなり冷遇されている。
そうしたストレスもあってか、ポルトガル人FWは今夏、衝撃的な発言を残している。移籍専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によるインタビューで、なんと「バルセロナでプレーしたい」と告白し、アトレティコ首脳陣を激怒させたのである。もはや心ここにあらずのJ・フェリックスと同選手を冷遇するクラブ。別れがベストな選択であることは言うまでもない。
【了】