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ロベルト・マンチーニ、電撃辞任に至った理由は?
イタリアサッカー連盟(FIGC)が13日、イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督の辞任を発表。突然の辞任に衝撃が走ったが、そうなる兆候はもっと前からあったのかもしれない。同氏が内部の状況を激白したと、イタリアメディア『フットボールファイブスター』が報じている。
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2018年5月にイタリア代表監督に就任したマンチーニ氏は、同年10月に行われたウクライナ戦から37試合無敗新記録を樹立。2021年に行われたEURO2020の決勝では、PK戦の末にイングランド代表を破り、イタリア代表を53年ぶりの優勝に導いた。その一方で、カタールワールドカップ予選のプレーオフで北マケドニア代表に敗れ、2大会連続でワールドカップ出場を逃すという屈辱も味わっている。
マンチーニ氏は「代表チームとの契約は、実はまだ2年半残っていた。しかし、ここ数ヶ月の間、私は辞任することを考えていた。もしかしたら、代表チームを去るのに適切な時期なのかもしれない。イタリアサッカー連盟(FIGC)の組織内では、かなりの変化があったと感じている。そのため、代表チームを指導する期間は終わったと感じたんだ。私の決断によって、誰かを傷つけたとは思っていない。私の決定に関する一部のメディアの報道を聞いて、悲しい気持ちになった。実際、私は代表チームの監督を続けたいと思っていたし、代表チームを指導するのは本当に楽しかった。しかし、大きな変化に直面したとき、一歩を踏み出すしかないと考えた」と語り、イタリアサッカー連盟に不信感を募らせていたことを明かしている。
【了】