7位:ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ代表)
生年月日:2003年2月26日(20歳)
市場価値:1億1000万ユーロ(約154億円)
22/23リーグ戦成績:33試合12得点13アシスト
トップ下を中心に、前線なら幅広いポジションをこなす万能型のドイツ人アタッカーの市場価値は、現時点で1億1000万ユーロ(約154億円)と評価される。
ジャマル・ムシアラは20歳の若さでバイエルン・ミュンヘンの攻撃陣の柱として活躍中。22/23シーズンはブンデスリーガで12得点(クラブ2位)、13アシスト(クラブ1位)を記録したことからも、いかに同クラブにとって欠かせない存在であるかがわかるだろう。
ムシアラのストロングポイントは鋭さと強さを兼ね備えたドリブルにあり、一瞬にして相手DFを混乱に陥れる突破力は恐ろしい武器だ。FIFAワールドカップカタールで、ドイツはグループリーグで敗退したものの、ムシアラは大会2位となるドリブル成功数19回を記録。もし、ドイツが大会上位まで進んでいたら、ドリブル成功数1位(25回)のキリアン・エムバペを超えていたかもしれない。
急激に市場価値の上がったヤングスターであり、デビューから3年間で市場価値は100万ユーロ(約1億4千万円)から100倍以上アップの1億1000万ユーロ(約154億円)まで上昇。このまま成長するとどこまで市場価値が伸びるのか、末恐ろしい大器である。