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まだ新天地が見つからないスター選手10人。レアルの不良債権やマンUレジェンドの行き先は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ディミトリ・パイェ

マルセイユを退団したディミトリ・パイェ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年3月29日
22/23所属クラブ:マルセイユ
22/23リーグ戦成績:24試合4得点3アシスト

 2016年のユーロ(欧州選手権)でフランス代表を優勝まであと1歩のところまで導いたディミトリ・パイェは、後味が悪い去り方でマルセイユを退団している。5月のリーグ戦の試合中に相手のコーチを平手打ちしてしまい、リーグから5試合の出場停止処分が下った。処分が明ける前にリーグ戦は終了し、パイエはそのまま退団することとなっている。

 マルセイユには8年半在籍し、公式戦326試合に出場して78得点95アシストという素晴らしい記録を残した。正確無比なセットプレーが代名詞で、創造性あふれるプレーでファンを魅了。上位争いに加われない時期もあった名門クラブを牽引し続けた。

 フランス紙『レキップ』は現地時間13日、パイエがブラジルのバスコ・ダ・ガマと契約する見込みであることを報じている。カナダに近いサン=ピエール島出身で、キャリアの大半を母国フランスで過ごしてきたMFは、ブラジルでキャリアの晩年を過ごすことになるのだろうか。

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