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プレミアリーグ第1節、アーセナル対ノッティンガム・フォレストが現地時間12日に行われ、2-1でアーセナルが勝利した。昨季は首位を走りながらもリーグ優勝を手放したアーセナルは、捲土重来を期す今季の開幕節で、どのような進化と課題を見せたのだろうか。(文:竹内快)
驚きがあったアーセナルの先発メンバー
この試合、アーセナルのスターティングラインナップには2つの驚きがあった。
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1つ目は最終ラインのメンバーである。右からトーマス・パーティ、ベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ユリアン・ティンバーが並んだ。先日のコミュニティ・シールド・マンチェスター・シティ戦で先発し、昨シーズン不動の左CBだったガブリエウ・マガリャインスはベンチからのスタートとなり、ホワイトとサリバがCBコンビを組むことは予想できなかった。また、右サイドバックには昨季右SBを務めたホワイトや今夏加入したティンバーではなくMFを本職とするパーティが起用された。
2つ目の驚きとなったのはセンターフォワードの位置にエディ・エンケティアが起用されたことである。中盤にはマーティン・ウーデゴール、カイ・ハフェルツ、デクラン・ライスの3人が、1トップにエンケティア、右ウイングにブカヨ・サカ、左ウイングにガブリエウ・マルティネッリが入る布陣となった。負傷離脱中のガブリエウ・ジェズスの代役としてレアンドロ・トロサールやハフェルツの起用が有力視されていたが、大方の予想に反してエンケティアがスタメンに抜擢された。
試合はアーセナルがボールを保持し、ノッティンガム・フォレストがカウンターの機会をうかがうという構図で進んだ。アーセナルは敵陣に侵入すると3-1-2-4(または3-1-6)のフォーメーションでボールを回していく。右サイドバックのパーティが中央に絞り、アンカーの位置に入って4バックから3バックに可変。マルティネッリ、ハフェルツ、ウーデゴール、サカ、エンケティアが流動的にポジションを移動しながら相手ディフェンスを揺さぶり続けた。