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浦和レッズは13日、明治安田生命J1リーグ第23節で、サンフレッチェ広島と対戦する。得点力不足という課題を抱える浦和にとって、中島翔哉の加入は渡りに船。サッカー日本代表やポルトガル、トルコなどでプレーしてきた経験は、浦和にどのように還元されるのだろうか。(取材・文:河治良幸)
浦和レッズに加入した中島翔哉
元日本代表のMF中島翔哉は7月25日に浦和レッズに加入すると、3週間ぶりのリーグ戦となった8月16日、昨シーズンの王者である横浜F・マリノスとのホームゲームに後半38分から投入された。正直、まだ体のキレは好調時からほど遠かったが、今後のメインステージとなる埼玉スタジアムで10番を背負い、雰囲気を感じられたことについては中島もポジティブに「練習とやっぱり違うので、そういうのを感じられて良かった」と振り返った。
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「トルコにいた時に、ホームのデビュー戦で退場したので、それだけは気をつけようかなと(笑)」
1シーズン過ごしたトルコ1部のアンタルヤスポルで、中島は15試合で無得点に終わってしまったが、デビュー2試合目となる初めてのホームゲームで、足裏のタックルを相手に見舞ってしまい、退場してしまったという苦い経験を笑顔で振り返るぐらい、現在の中島は浦和の環境で充実しているように見える。
U-16日本代表から同期だったGK牲川歩見やDF岩波拓也の存在も大きいようだが、守護神の西川周作も積極的にいじっていると言い、中島も牲川と一番仲が良いことを明かしつつも「結構まんべんなく話します」と語っている。またポーランド人のマチェイ・スコルジャ監督も積極的にどういうプレーをしてほしいか伝えてくれるそうで、そうしたこともオンオフで、中島をチームに溶け込みやすくしているようだ。