17位:マット・ドハーティ(ウルヴァーハンプトン/アイルランド代表)
生年月日:1992年1月16日
前所属;アトレティコ・マドリード(スペイン)
移籍金:フリー移籍
22/23リーグ戦戦績:12試合1ゴール1アシスト(トッテナム)
2試合0ゴール0アシスト(アトレティコ・マドリード)
モリニュー・スタジアムにマット・ドハーティが帰ってくる。
2010年から10年間在籍したウルヴァーハンプトンではEFLリーグ1(イングランド3部)、チャンピオンシップ(イングランド2部)、プレミアリーグの3つの舞台を経験し、公式戦302試合に出場。その後2020年にトッテナムへ、昨季途中にはアトレティコ・マドリードへと移籍したが期待された活躍はできなかった。アトレティコ・マドリードではリーグ戦全試合でベンチ入りを果たしたものの実際にプレーできたのはわずか2試合であり、悔しい時間を過ごした。今夏4シーズンぶりにウルヴァーハンプトンへ復帰し、古巣で再起を図る。
このアイルランド代表は、これまで主に右サイドバック、右サイドハーフでプレーしてきた。身長185cmという恵まれた体格をもっており対人守備にはやや課題が残るが、空中戦は非常に強い。サイドの相手FWに競り勝てる「フィジカル」は魅力的だ。
また、高いスプリント能力も忘れてはならない。味方とのワンツーで一気にサイドを駆け上がり、チャンスを演出する。ウルヴァーハンプトン時代には302試合で28ゴール41アシストを記録しており、アシストだけでなく自分でゴールを決めることもできる選手だ。現在31歳と、サッカー選手としてベテランの域に入ったドハーティ。経験値と90分間上下動を繰り返す献身的なプレーで愛する古巣に貢献できるか。