18位:アルノー・ダンジュマ(エバートン/オランダ代表)
生年月日:1997年1月31日
前所属:ビジャレアル(スペイン)
移籍金:300万ユーロ(約4.2億円)※レンタル移籍
22/23リーグ戦戦績:10試合2ゴール0アシスト(ビジャレアル)
9試合1ゴール0アシスト(トッテナム)
18位にランクインしたのは、今夏エバートンにレンタル移籍で加入したオランダ代表FWアルノー・ダンジュマだ。昨季はシーズン途中にビジャレアルからアントニオ・コンテ監督率いるトッテナムへ半年のレンタル移籍をした。しかし、コンテ監督から与えられたチャンスは4試合でわずか47分間。同監督の解任後もレギュラーの座をつかむことはできなかった。
昨季はプレミアリーグで苦しいシーズンを過ごしたが、その実力はイングランドの地で既に証明済みだ。20/21シーズンは当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のボーンマスでリーグ戦33試合に出場、15ゴール7アシストと大活躍している。左サイドを主戦場としてプレーしたが、セカンドトップ、ストライカーとしてもプレーできる。
同選手の長所は、「87」を記録した「フィジカル」の強さにある。緩急を生かしたドリブルでディフェンダーを抜くと、抜群のスピードで置き去りにする。タックルではほとんど倒れず、軽率にボールを失わないため、彼を止めることは至難の業だ。また「フィジカル」だけでなく「攻撃」と「スキル」も「83」と高い数値を記録。屈強なディフェンダーが揃うのプレミアリーグで脅威になれるだけの能力が十分備わっていると言えるだろう。