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【写真:Getty Images】
アーセナルは選手の放出へ
オランダ代表DFユリエン・ティンバー、イングランド代表MFデクラン・ライスらを完全移籍で獲得したアーセナルは、人員整理のために選手の放出に動くかもしれない。英紙『デイリー・テレグラフ』の報道を引用する形で、英サッカー専門サイト『football.London』が報じている。
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同サイトによると、アーセナルはGKダヒド・ラヤの獲得に向けて合意に達しているという。2019年にブレントフォードに移籍したラヤは、2020/21シーズンにチームのプレミアリーグ昇格に貢献。4シーズンに渡って守護神として君臨してきた。イングランド代表GKアーロン・ラムズデールとの熾烈な定位置争いが予想される。
ラヤ獲得により、今夏のアーセナルの総支出額は2億4000万ポンド(約384億円)に上る。同サイトは、アーセナルが今後、人員を整理するために選手の放出へ動くとしている。
リストの筆頭は、昨シーズン、ニースへレンタル移籍していたコートジボワール代表FWニコラ・ペペだ。アーセナルへ復帰したが、ミケル・アルテタ監督の構想から完全に外れており、プレシーズンマッチではベンチ入りメンバーからも外れている。
また、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーも条件次第では放出される可能性がある。昨シーズンはスタメンが6試合しかなく、今シーズン最初の公式戦となった8月7日のマンチェスター・シティ戦も14分間のみのプレーに終わった。ティンバーが加入したことで今季はさらに出番は少なくなることが予想されるため、移籍の可能性がある。
さらに昨シーズン、モナコへレンタル移籍していたアメリカ合衆国代表FWフォラリン・バログンもプレシーズンマッチや先日のコミュニティ・シールドを見る限り出番が少ないと予想される。『football.London』によると、アーセナルはバログンの移籍金を5000万ポンド(約80億円)程度に設定していると言われており、去就は流動的である。
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