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明治安田生命J1リーグ第22節、浦和レッズ対横浜F・マリノスが6日に行われ、0-0の引き分けに終わった。昨季王者マリノスは、中断期間を挟んで公式戦4戦未勝利と足踏みが続く。停滞の原因はどこにあり、それを打開していくために必要なものは何なのだろうか。(取材・文:元川悦子)
難敵に挑む横浜F・マリノス
約3週間の中断期間に入っていたJ1リーグが8月6日に再開し、昨季リーグ王者の横浜F・マリノスは6日夜、アウェイの地・埼玉スタジアム2002で浦和レッズとの上位対決に挑んだ。
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中断前のゲームの後、8日間のオフを取った浦和とは対照的に、横浜は7月19にセルティック、22日にマンチェスター・シティと本気モードの親善試合を消化。その後、3日のオフは取ったものの、大きく休むことなく調整を続けてきた。
戦力に関しても、藤田譲瑠チマがシントトロイデンへ移籍。ナム・テヒと加藤聖が加入したものの、そこまで大きくメンバー編成に手を加えたものではなかった。基本的には現有戦力のままJ1連覇を狙いに行く構えだ。
そんなマリノスにとって、やはり浦和は難敵以外の何物でもない。特に守護神・西川周作、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、酒井宏樹ら強固な守備陣の攻略は難易度の高いテーマだった。
21試合で総得点44というリーグトップの得点力を誇るマリノス攻撃陣といえども、「いかにして点を取るか」という課題に真っ向から向き合っていく必要があった。