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イタリア・セリエAの開幕が近づいている。2022/23シーズンのセリエAで2位だったラツィオは、シーズン序盤をどのようなメンバーで戦うのだろうか。サッカー日本代表のMF鎌田大地の加入も考慮して予想スタメンを紹介する。※リーグ戦成績は『transfermarkt』参照。
GK
GK:イヴァン・プロヴェデル
生年月日:1994年3月17日
22/23リーグ戦成績:38試合30失点
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ラツィオのゴールを守るのは、29歳のイヴァン・プロヴェデルだ。2022/23シーズンはリーグ戦全試合に出場した。
昨季開幕戦はベンチスタートだったという事実は驚きだろう。昨年夏にラツィオはスペインのグラナダからGKルイス・マキシミリアーノを獲得し、開幕戦でピッチに立ったのはプロヴェデルではなくマキシミリアーノだった。しかし、ボローニャとの開幕戦の開始直後にペナルティーエリア外でボールをキャッチして一発退場。急きょ投入されたのがプロヴェデルで、そのままレギュラーに定着している。
ラツィオにとってルイス・マキシミリアーノはネガティブな期待外れとなってしまったが、プロヴェデルはポジティブなサプライズだった。昨年夏に加入したときは控えGKとしての獲得だったが、安定した守備でチームに貢献している。29歳という年齢だが、『transfermarkt』における市場価値は昨年夏に350万ユーロ(約4.9億円)だったものが、1200万ユーロ(約16.8億円)まで上昇した。
リーグ戦での総失点が30だったラツィオ。リーグ2位の堅守を支えたプロヴェデルは、いまやラツィオに欠かせない戦力だ。